コンセプトConcept
Kids Smile Projectと伸芽会による
日本初の保育園・幼稚園向け
教育プログラム
保育園利用率は50%を超え、今や社会に不可欠なインフラになってきました。それに伴い、保育園に「幼児教育」を求める保護者のニーズも高まっています。一方、幼稚園では、家庭・地域社会の教育力が低下する中、総合的な幼児教育の提供と小学校教育への円滑な移行が求められています。また、事業者・保育者が保護者のニーズに応えることが難しいというお悩みの声もよく聞きます。
キッズプレッププログラムは、こうした時代背景を受けて、保護者・事業者・保育者の多様なニーズに応え、お子さまの成長につなげるために、Kids Smile Projectと幼児教育のパイオニアである伸芽会が共同開発した日本初の保育園・幼稚園向け教育プログラムです。
3つのメソッド
60年以上の実績を持つ「伸芽会」の幼児教育の概念である「教えない教育」に基づき、「創造力教育」「体験力教育」「自助力教育」の3つのメソッドを導入しています。
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事実や結果を覚えさせるのではなく、質問を投げかけ、時にヒントを与えることで、子ども自身が考えて行動する力を養います。
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子ども自身の好奇心・探究心が捉えたことを、五感を使って体験することで、理解を確実に定着させます。
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周囲の子どもを観察したり、多様な考えを聞いたりする中で自分なりの解決策を見出す力を育成します。
6歳までに身に付けたい
5つの力
幼児には、年齢相応に形成されていく感覚と概念があり、様々な能力の獲得に最適な時期があると考えられています。その最適な時期を逃がすことなく、幼児期から児童期への成長を促すことが大切です。キッズプレッププログラムは、6歳までに伸ばしたい力を5つに分類し、成長過程の目安として定義づけ、5つの力をバランスよく育てていきます。
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●観察し、判別する力、類似差異を発見する力
見る力は、視覚的に見ることだけをいうのではありません。周囲の様々な情報から、一つのものに焦点を当てて観察し、判別する力です。大小弁別や類似差異、共通項の発見など、じっくりと見比べて違いを見つけることが学習の基本になります。
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●話を聞きとる力、指示を理解する力
小学校から学ぶ国語の基礎力は、幼児期の聞く力によって培われます。日常会話や遊びを通して言葉をかけることで、主語・述語や助詞も含めて文章として理解できるようになります。
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●考えや意思を表現する力、筋道立てて伝える力
自分の考えや意思を的確な言葉で表現し、起承転結をもって伝える力です。そのためには、子どもから話が出てくるのを時間がかかっても待つことです。伝わる喜びを知り、伝えたい気持ちを育むことが、結果として話す力になります。
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●疑問に気づく力、想像し、工夫する力
論理力や推理力が発達していない幼児にとって、考えること自体が難しい行為です。ただ、幼児の可能性の原点は「想像力」にあります。ままごとやごっこ遊びなど、空想が大好きな幼児ならではの豊かな想像力をうまく広げていけば、考える力の育成につながります。
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●最後までやり遂げる力、他者と協力できる力
上記4つの力の総括が、行う力です。必要なときに、自分の判断で、自分で思ったり考えたりした通りに動くことができること。また、約束ごとが守れること、あいさつや返事がきちんとできることも大切です。